看護師復帰ブログではプロフィールでもお伝えしているように約10年看護師として勤務後
一旦異業種で働き再び看護師復帰をした経験があります
今回ネフローゼ症候群に罹患し、職場復帰を目指しています。
その時々の不安や悩み、また参考になったことをお伝えしていきます
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしていきます。
入院中つらかった症状の呼吸困難についてまとめてみました。
呼吸困難(息切れ)とは
呼吸困難(息切れ)とは、呼吸をするのに努力を必要としたり
「息がつまる、胸が圧迫される息が吸いにくい、十分に息を吐けない、呼吸が早い」など
様々な不快な感覚のこと。
呼吸困難(息切れ)の原因
呼吸困難(息切れ)の原因疾患は主に肺、心臓疾患に由来するものが多いですが
その他精神的ストレスなど様々な原因が考えられます。
ネフローゼ症候群における呼吸困難は、血液中の蛋白質(アルブミン)が
尿中に排出され血管内の浸透圧が低下し、血管内に水分をためておくことができず
血管外へ水も漏れ出てしまう漏出性胸水の貯留によるものです。
胸水はどこに貯まる?
「肺に水が貯まる」など聴くことがありますが、これが胸水貯留のことです。
実際にはどこに貯まるのでしょうか?
肺は胸骨、肋骨、横隔膜などで構成される胸腔内にあり、胸膜に覆われています。
胸膜は胸郭側にある壁側胸膜と肺側にかる臓側胸膜があり
胸水はその間の空間に存在します。
正常でも潤滑剤の働きとして10~20mlは存在しています。
呼吸困難の治療
症状緩和:酸素投与などにより呼吸困難の症状は改善される
しかし、原因は解決されていないため呼吸困難は解消されていない。
原因治療:発生要因の治療による改善する。ネフローゼ症候群も低アルブミン血症が
改善されるとともに、貯留していた胸水が血管内へ戻ることで改善される。
呼吸困難実体験
入院前から、夜間就寝中に急な息苦しさに目が覚めることが、ありました。
これが、受診をしないと思った大きなきっかけでもありました。
それぐらい「息が苦しい」って感覚は生命に直結するものなのでしょう。
入院後最初は、酸素投与もなかったのですが、やはり横になっているときに
息苦しさや会話をすると咳が止まらない、食事を食べるだけも呼吸が早くなる
呼吸をしようと思っても、吸えない感じや、深呼吸もどうすれば深呼吸できるのか?
肺が膨らむ感じがしないなどの症状が出てきて、酸素投与がなければ
SPO2は80後半~90前半(正常90後半)まで低下、最大4Lの酸素を使用しました。
また就寝もフラットのベッドでは酸素投与をしていても、呼吸は苦しく
常にベッドアップをしていました。
ステロイドが開始され治療が進み検査データーにおいても改善見られるとともに
症状も緩和し、酸素の離脱ができました
これ便利
スマートウオッチ
最近は、スマートウォッチをお持ちの方も多いと思います。
運動やトレーニングで使用するのが一般的でしょうが、現役看護師ねふなとしては
今回の療養生活で本当にあってよかったと思いました。
もちろんスマートウォッチは医療用としては使用できませんが
「今苦しい?しばらく安静にしておく?」といった自分の症状と数値が
ある程度評価できるので無理せず過ごすことができました。
現役看護師ねふなのスマートウォッチはこれ
HUAWEI Band8
・コンパクトサイズ ディスプレイ縦43mm×横24mmm×厚8.9mm(最薄部)
約14g(ベルトなし)
・14日間のロングバッテリー:45分充電でフルチャージ、5分間の充電で2日間使用可能
・防水性能5ATM(浅場の水泳も可能):負荷がかかるシャワー時も使える
・脈拍、SPO2を常時モニタリング:自覚症状と数値で評価ができる
・睡眠の質モニタリング:睡眠を自覚症状だけでなく評価できる