
こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識を整理中
今回はST上昇型
心筋梗塞を
3つのポイントで
お伝えします
3つのポイントで知るST上昇型心筋梗塞

急性心筋梗塞は心電図で
ST上昇を伴うST上昇型心筋梗塞と
ST上昇を伴わない非ST上昇型
心筋梗塞に分類されます
今回はそのST上昇型心筋梗塞に
ついて3つのポイントで
まとめて記載しています
ポイント1:ST上昇型心筋梗塞と非ST上昇型心筋梗塞

ST上昇型心筋梗塞
(ST-segment elevation myocardial infarction:STEMI)
心電図上ST上昇または
新規と思われる左脚ブロックが
認められトロポニンIまたは
トロポニンTとCKが上昇が認める
貫壁性心筋梗塞ともいわれ
閉塞した血管を直ちに
開通させなければ
不可逆的な心筋壊死に陥ります
心電図変化とニトログリセリンで
速やかに解消されない
ST上昇を伴う心筋壊死です
速やかに診断し閉塞した
冠動脈を再開通させ
心筋に血流を再灌流することが
予後改善に繋がります
超急性期には生化学マーカーは
いまだ上昇していない
ことが少なくありません
病態
冠動脈粥腫の破綻により
冠動脈内腔に血栓が形成され
冠動脈が閉塞し心筋壊死を生じる
非ST上昇型心筋梗塞
(non ST-segment elevation myocardial infarction:NSTEMI)
心電図上ST上昇が認められず
トロポニンの上昇が認められたもの
心内膜下心筋梗塞ともいわれ
血管の開通が必要です
急性のST上昇を伴わない
心筋壊死で血中・心筋マーカーで
証明されトロポニンIまたは
トロポニンおよびCKが上昇します
ST低下・T波逆転
またはその両方などの
心電図変化が現れることがあり

ポイント2:STEMIの治療は一刻を争う

ST上昇の有無によって
治療の緊急性や予後が異なる
STEMI
冠動脈の血栓閉塞により
心筋に貫璧性虚血が生じており
発症から再灌流達成までの
時間が心筋梗塞の大きさや
予後に影響を与えます
一刻も早い再灌流療法が必要です
再灌流治療法
血栓溶解薬による血栓溶解療法を
先行させることなく
当初からカテーテルによる
経皮的冠動脈形成術(PCI)を
選択することをprimary PCIといい
発症12時間以内のSTEMI患者に対し
迅速にprimary PCIを行うことが
ガイドライン上強く推奨されています
STEMIでは症状出現から
再灌流療法までの時間が遅れるに
つれ心筋のダメージは大きくなり
再灌流療法の効果が弱くなってしまいます

ポイント3:STEMI情報収集

冠動脈の病変部位
冠動脈病変部位から
心不全や不整脈など合併症の
アセスメントも可能です
残存病変の有無を確認しておくと
胸痛にも気を配って
観察することが可能です
病変部位はカテ所見にて
確認することが可能です
梗塞部位や心不全のリスクも
心エコーの所見から確認する事が可能
内服の確認
DAPTの処方→詳しくはこちら

関連記事はこちら

前回の記事はこちら

復職に向けて
知識整理をしました
今回は
ST上昇型心筋梗塞を
3つのポイントで
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

このブログは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症し
職場復帰を目指し
奮闘する日々を綴っています
初めて入院にまで至った
ネフローゼ症候群について
入院の経緯・療養生活の不安などを
お伝えして少しでも同じ症状の方の
療養生活や看護や仕事の
悩みの参考になればと思っています
看護の知識もちょっとずつ
まとめてアウトプットしています
異業種を約10年働き再び
看護師復帰をした経験もあります
看護師以外の方へも仕事の悩みや
日々をHappyに過ごす参考に
少しでもなればと思っています
