
こんにちは♡
看護師ねふなです
今回は復職に向けて
知識の整理をしました
大動脈弁狭窄症
治療のひとつTAVIに
ついてお伝えします
5のポイントで知るTAVI(経カテ―テル大動脈弁留置換術)

大動脈弁狭窄症の根治術として
大きな侵襲を伴う手術が必要でした
カテ―テールで低侵襲の治療
TAVIについて5つのポイントでまとめます
1.経大動脈弁留置術(Transcatheter Aortic Valve Implantation:TAVI)
経大動脈弁留置術
(Transcatheter Aortic Valve Implantation:TAVI)
開胸せず心臓が動いている状態でカテーテルを使い
人工弁を患者の心臓に装着する治療法

2.ポイント1:TAVI対象疾患
対象疾患
大動脈弁狭窄症
初期は自覚症状もなく経過する
重症になると失神や突然死のリスクが高まる
外科手術の適応でもあるが侵襲も多きく患者の負担も大きくなる
積極的にTAVIが選択されるようになった
適応
高齢(概ね85歳以上)
大動脈の動脈硬化が非常に強い
以下の既往
開胸手術(冠動脈バイパス術など)
胸部の放射線治療
肺気腫などの呼吸器合併症
肝硬変などの肝疾患合併
1年以上の予後が期待できる悪性疾患
適応外
透析中の患者
大動脈弁が2尖弁
過去の人工弁不全
高度の弁逆流
末期の悪性疾患
大動脈弁狭窄症詳しくはこちら

3.ポイント2:TAVIアプローチ

アプローチ方法
カテ―テルの挿入部位により変わる
経大腿アプローチ
(trans femoral:TF)
大腿の付け根の血管から挿入する方法
身体侵襲が少なく一番スタンダード
経鎖骨下動脈アプローチ
(trans subclavian:TSC)
鎖骨下動脈から挿入する方法
経大動脈アプローチ
(trans aortic:TAO)
胸骨上部を小さく切開し
上行大動脈からか挿入する方法
経心尖アプローチ
(trans apical:TA)
左胸の肋骨の間を小さく切開し
心尖部(心臓の先端)から挿入する方法
血管の動脈硬化による狭窄や
石灰化が著明な症例で選択される
4.ポイント3:TAVIのメリットと合併症
メリット
身体への負担が少ない
胸を全く切開しない
もしくは大きく切開しなくて済む
従来の弁置換術のように心臓を停止させる必要がない
人工心肺も使用しない
入院期間が短い
平均的に術後3〜5日で退院が可能
術前を併せても1週間程度の入院期間
退院後はすぐに元の生活に戻る事が可能
多様な治療の組み合わせが可能
冠動脈形成術やバルーン拡張術など他の治療と組み合わせが可能

TAVI合併症
脳梗塞
デバイス通過時の動脈硬化病変によるもの
弁の位置決め留置時に変性した大動脈弁自体によるもの
術直後から30日以内に多く発症
発生因子
女性
腎不全
新規発症Af
房室ブロック
人工弁が大動脈弁輪直下を走行している左脚枝を
圧迫することで伝導障害を引き起こす
すでに右脚ブロックのある症例では完全房室ブロックになりやすい
血管損傷
腸骨動脈の内頚よりも10%以上太いシースを使用すると血管合併症が多い
血管の石灰化が強ければさらに余裕が必要
弁周囲逆流
弁輪と人工弁のサイズ不適合
石灰化に伴う変性した弁組織へ
人工弁の圧着不良⇒心不全を伴う
急性のAR
元の弁の石灰化のため人工弁が開かず急性のARを引き起こす
⇒血行動態の破綻
冠動脈閉塞
人工弁の留置により肥厚した自己弁が
冠動脈入り口に押しやられ閉塞する
心穿孔・大動脈弁輪破壊
ガイドワイヤーによる
人工弁を移植する弁輪がバルーンによって破裂
⇒開胸処置の必要性
急性腎機能障害
造影剤の使用、手技中の低血圧により発症
5.ポイント4:TAV in TAV

TAV in TAV
TAVI弁が経年劣化し再治療が必要となった時
新たなTAVI弁を追加で留置する治療法
以前は開胸手術をしTAVI弁を外科的に摘出し新たな人工弁を置換する方法しかなかった
2022年TAV in TAVの適応承認取得により再治療が必要とされたとき
低侵襲な選択肢を提供できるようになった
6.ポイント5:TAVI治療後の生活指導
生活指導
バランスのとれた食事
野菜・魚や肉類・乳製品など栄養バランスを考えた食事
摂取カロリーや水分・塩分量は医師の指示
サプリメン卜の摂取は医師へ相談
アルコールは心臓に負担をかけるため飲みすぎに注意
適度な運動
運動プログラムに従った適度な運動は心臓の負担を
軽減し活動能力を維持するためにも重要
運動レベルは医師と相談
新たなスポーツを始める際も医師に相談
その他
歯の治療や外科的治療
感染を防ぐために生体弁が留置されていることを医師に伝える
感染性心内膜炎について詳しくはこちら

旅行など日常と異なった生活サイクルになる場合
いつもどおりの食事・運動・睡眠を心がける
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「伸展ステージ別に理解する心不全看護」はこちら↓↓
前回記事はこちら

今回
大動脈弁狭窄症の
治療のひとつ
TAVIについて
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

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現役看護師がネフローゼ症候群発症し
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた
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なればと思っています
約10年間異業種で働いた後に
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活を
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