経腸栄養投与経路の選択

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経腸栄養投与経路の選択 看護
経腸栄養投与経路の選択
看護師ねふな
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こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

栄養管理
経腸栄養
投与経路の選択
について

お伝えします

経腸栄養投与経路の選択

「栄養管理って重要」と思ってはいるけど、実際にどんな風に考えていったらいいか曖昧だったり、患者の栄養状態改善に根拠をもって考えたいと思っています。
今回は経腸栄養の投与経路の選択について記載しています。

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1.選択のアセスメントポイント

選択のアセスメントポイント
病態
消化管の機能・構造(頭頚部腫瘍 胃全摘出後)
実施期間
胃食道逆流症による誤嚥性肺炎のリスク
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2.栄養管理方法の選択

栄養管理方法の選択
経口摂取可⇒経口投与
経口摂取不可能、不十分
腸管使用困難⇒経静脈栄養
腸管使用可⇒経腸栄養
 長期間(4週間以上)⇒消化管瘻アクセス:胃瘻 腸瘻 PTEG
 短期間(4週間未満)⇒経鼻アクセス→逆流の可能性なし⇒胃アクセス
                 →逆流の可能性あり⇒空腸アクセス
☆If the gut works, use it!
腸が機能しているなら腸を使いなさい!

経管栄養中心静脈栄養についてはこちら

3.経腸栄養

経腸栄養(enteral nutrition)
メリット
比較的経済的
静脈栄養に比べ生理的
消化管の構造・消化吸収機能の維持
腸管免疫機能の維持
禁忌
腸閉塞
反発性腹膜炎
難治性嘔吐・下痢
活動性の消化管出血
消化管虚血

4.経鼻カテ―テールチューブの選択

経鼻カテ―テルチューブの選択
5Fr~12Frの柔らかいチューブを使用する
成分栄養剤は5Fr、半消化態栄養剤は8Frで投与可能
ポリウレタン、シリコン製の経腸栄養用カテーテルを選択
減圧用経鼻胃管
硬くて太いため栄養投与として使用しない

ポリ塩化ビニル製チューブ
脂溶性の薬剤・栄養剤ではポリ塩化ビニルの可塑剤であるフタル酸ジエチルが溶出し硬化する
※可塑剤を含まな種類もある

経腸栄養経鼻チューブについて詳しくはこちら

5.消化管瘻アクセス

消化管瘻アクセス
PEG(percutaneous endoscopic gastrostomy)
経皮内視鏡的胃瘻造設術
長期経腸栄養法の第一選択
メリット
局所麻酔下に可能
径の太いチューブの挿入が可能
経鼻胃管からの苦痛の解放
在宅での管理が可能
禁忌
出血傾向のある症例
 抗血小板剤1剤使用は許容
 ※2剤使用中の場合は1剤へ減らしてから行う
大量腹水
腹膜炎症例
胃と腹壁の間に介在臓器があり、経皮的に腹部に穿刺部位がとれない症例

PEG-J(percutaneous endoscopic gastro-jejunostomy)
胃瘻を介して栄養カテーテルの先端を空腸に留置する
適応
胃瘻管理で逆流性食道炎や誤嚥性肺炎を繰り返しているケース
瘻孔部のトラブル

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看護その他

栄養成分・一日のエネルギー必要量の算出方法についてはこちら

病態別、症例別の栄養管理がわかりやすい「栄養療法ポケットブック」は↓↓

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栄養管理栄養投与計算
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています

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